世田谷区の泌尿器科ではピルを処方してもらえる?服用してはいけないのはどんな人?

緊急避妊や月経移動を目的にピルを処方しているところもある

ピルは避妊のための薬だと思われがちですが、月経痛(生理痛)の緩和や、生理不順の治療、生理周期の調整(月経移動)、緊急避妊(アフターピル)などを目的に処方されます。一般的には婦人科で処方されますが、婦人泌尿器科や内科を標榜しているクリニックでは、ピルを処方してくれる場合もあります。

避妊目的ではなく、月経困難症などの治療薬として処方される場合には保険適用になりますが、基本的には自費診療(保険適用外診療)です。

アフターピルは飲むタイミングによって避妊成功率が大きく変動

アフターピル(緊急避難薬)は、避妊せずに性行為をした場合や、望まない妊娠を防ぐ目的で服用する薬です。通常のピルとは異なり、性行為後72時間以内に服用することで80%の妊娠阻止率が得られるとしています。

処方される薬の種類によりますが、服用した12時間後に再び薬を服用しなければならない場合もありますので、医師の指示に必ず従ってください。100%避妊を保証するものではないため、アフターピルを服用後、予定よりも生理が遅れている際には、産婦人科を受診するようにしましょう。

血栓症の既往歴のある方や重度高血圧の方は服用不可

ピルを服用すると、血管の中に血のかたまりができる血栓症のリスクが高まります。重度の高血圧の人や血栓症の既往がある人は処方してもらえません。家族に若くして心筋梗塞や脳梗塞を起こしている人などは、処方してもらえない可能性があります。

また、子宮頸がんの発生率がわずかに増えると言われているため、ピルを服用するのであれば定期的な検診をおすすめします。妊婦さんや授乳中の人もピルの服用はできないので注意してください。

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