性感染症は自覚症状が出にくい?世田谷区の泌尿器科ですぐに検査を!

ここ数年で梅毒の感染者数が男女ともに急増中
クラミジアや淋病、HIV感染症(エイズ)など性感染症はいくつか種類がありますが、梅毒の患者数が男女ともに急増しています。また、テレビのニュースやSNSで取り上げられたことで泌尿器科などを受診し、検査で陽性が判明する人が増えたこともあり、2010年に比べ2022年の患者数は約20倍です。
梅毒などの性感染症は初期症状がないため発見が遅くなり、梅毒にかかった母体からお腹のなかの赤ちゃんに感染する先天梅毒も増えています。安心のためにも、泌尿器科で検査してみましょう。
性感染症の種類に応じた適切な治療が治癒への第一歩
性感染症は疾患により対処法が異なります。例えばクラミジア感染症や梅毒は、内服薬での治療が一般的ですが、淋病は抗生剤に対する耐性が強くなっているため内服薬での治療ができず、注射薬での治療になります。また、陰部にできる尖圭コンジローマは電気メスによる焼灼や、液体窒素による冷凍凝固法などが用いられます。
性感染症は自然治癒をすることはなく、放っておくと何度も再発したり、症状を悪化させることもあります。早期発見と適切な治療を行うようにしましょう。
パートナーがいる方は一緒に受診するのがおすすめ
性感染症を発症し、パートナーに感染したことを伝えるのはとても勇気が必要です。しかし、自覚症状はなくてもパートナーも感染している可能性が高いため、泌尿器科へ一緒に来院し、検査や治療を受けましょう。
片方だけが治ったとしても、性行為があればお互いの感染を繰り返すことになります。また、新しいパートナーができたときには一緒に検査を受けるなどして、お互いを思いやるセーファーセックスを考える機会にするのもおすすめです。